日の当たらない場所。

無職の備忘録

精神科ガチャの結果。

精神科初診。

予約した20分前に来たからだいぶ待ってた。待合室の正面はガラス窓で中庭の木や庭石が見えてた。院内にはヒーリングミュージックが流れたが、それより待合室の脇に置かれたスピーカーから、音質の悪い川のせせらぎ&鳥のさえずり音声がうるさくて気になった。


心理士と話す予診があるのかなと思いきや、いきなり主治医と対面。問診票に書いた症状について聞かれた。ちなみに今1番困ってることの欄には「不安感からくる吐き気、抜毛癖」と書いた。こうなった経緯を話したり、実は5年以上引きこもってること、趣味の延長線でハンドメイド作品を売ってること。SNSの人と話し、ブログで自分の気持ちを書くことをし続けて上手く喋れるよう練習してからここに来たことを話した。

それと、今自分が困ってることを、事前にメモにまとめて先生に見せた。

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というか医師が私の発言の一言一句を全てタイピング入力してるので、話すタイミングが掴みづらい。それ故に、どうせ記録するなら、こうやってメモ渡してPCに打ち込んでもらった後、ちゃんと対話してくれた方が効率いいかもしれない。私の書いたメモを読み上げながら記録されるのが公開処刑みたいで恥ずかしかったが。あとすごいこちらの目を見てくるので、それが恥ずかしくてたまに吃ってしまった。


社会不安についてメインに話したせいか、初っ端就労支援や作業所を勧められた。正直作業所みたいなことを1人でやってるから、不安感と無気力で今出来てないハンドメイド販売を頑張って続けていきたいとは伝えた。

症状以外で聞かれたことは、

・ちゃんと眠れてるか

・家族構成

・兄弟関係

・幼少期どんな子だったか

・小中高の成績と出席率

・中退した理由

だったかな。

睡眠だけど自分の場合、皮膚科で処方されてる抗ヒスタミン薬の副作用の眠気で、今は眠れてる日が多い。

小学校入る前の記憶ってほとんど覚えてないから、想定外の質問に戸惑った。不登校になったのも中学生のころ数週間くらいだった。成績は、算数が本当に出来なく自分だけ別室に呼ばれ、怒られながら先生に教えられたり、居残りでテストを受けさせられて苦労した。中学の数学教師が厳しくて、問題に答えられないとその場で立たせる風習があったことを思い出した。高校は偏差値低い所だったから、それなりに勉強はこなせた。(通ってた高校名まで聞かれたから何か探られないか不安)

中退した後、別の精神科でレクサプロを出されたが効いてるか分からず、2ヶ月ほどで行くのをやめたと行ったら「数ヶ月で処方薬の効果分からないまま通院やめたのは良くなかったですね」と言われた。だから今度こそ精神科をバックれないようにしたい。前言ってた精神科の医師より見た目若くて比較的話しやすかった。というか、昔の内向的で口下手だった自分から、ネットの人と通話して会話出来るようになった成果なのかもしれない。

あと、前通ってた所はなぜか必ず毎回血圧測定されるのがストレスだった。今回はそれがないだけで良かった、何だったあれは。

 

 

私の推し、ヒプマイの寂雷先生みたいな医師だったらいいなとか勝手に気持ち悪い妄想をしてたが(寂雷先生は精神科医じゃなくて内科と外科医なんだけど)、

実際は茶髪で中肉中背の40代くらいに見えた。こんな雰囲気だったと似顔絵を描くの失礼だからやめとく。なので代わりに寂雷先生の落書きを添えときます。

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30分ほど色々話せたが、温厚そうではなく、さっぱりしてて冷静な喋り方だったから、自分が通院してる皮膚科の先生と雰囲気似てるかつ同世代な感じがした。皮膚科の先生とは長期通院してるから話しやすいから、結局、精神科医との会話も慣れが必要だなと。

 


学校を中退する前、スクールカウンセラーに辛いことを話す時ボロボロ泣いてしまった事があったので、もし自分が診察室で泣かれたら「こいつめんどくせーな」と思われるのを避けたいから、ちょっと話してる時に「〜とか無理です、ハハッ」と自分の気を紛らわすために乾いた笑い声を交えてしまったが、これが逆に「こいつ余裕そうだな」と軽く見られたかもしれない...。

 


緊張しすぎて医者から言われたこと全ては思い出せないが、「ずっとこのままでいいと思ってる?」と言われた時がちょっと精神的ダメージ食らった。

それとADHDに関して、「どのくらい部屋の掃除出来てないの?」には「2年くらいです」と答えたらちょっと引かれた。

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「ゴミ袋がいくつも積み重なってる感じ?」とジェスチャー加えて表現され、いやいやそこまでじゃないです!と、これ以上引かれないように否定した。本当、夏が来る前に汚部屋を何とかしないと...。

 

そして何故か、適性検査みたいなの受ける流れになってしまった。外部から専門家呼ぶから数ヶ月とかになるらしいが。もし障害者手帳申請する時にも必要だからと言われたが、検査費用に関しては「分かんない、ネットで調べれば出てくると思うよ」と濁された。なんでそこは疎いんだ。

それと、自立支援医療制度を使いたいと言ったら早速診断書作っておくと、あっさり許可された。普通6ヶ月通院しないと受けれないと思ってたけど。市役所に出向くのは少し気が重いが、この程度で面倒くさがってる場合ではない。

 


結局何を処方されたかというと、「セルトラリン」という抗うつ薬だった。ジェネリック名でセルトラリンだが、正式名称はジェイゾロフトだった。最初の1週間は1日1錠で、2週目は1日2錠とのこと。2週間分で薬代がたったの580円だった。安すぎる。ちなみに初診料は2300円だった。しかしこれから検査費や自立支援医療の申請があるから、しっかり搾取されていくんだよな。親に黙って精神科行ったから、理解してくれるだろうか。障害者手帳を自慢する人があまり好きじゃなかったが、実際自分も働けてない状態なので、検査の結果次第で申請してみるのもアリなのかもしれない。でも発達障害グレーゾーンだと思う。強烈なエピソードや特徴をもってないから自分。この中途半端感がいやだ。だから親にも自分の生きづらさを理解されないと思う。

薬を飲んだら本当に精神が変わるのだろうか、この鬱が本当に良くなるのかと聞いたら、先生に「あまり気にせず飲んで」と。しかも不安感で吐き気が起きるのに、よりによって副作用に吐き気が入ってるから、絶対副作用起きる訳じゃないとは言われたが、これ以上体がしんどくなるのは嫌だな。

月ノ美兎がエッセイで書いてたが、こんな薬で本当に精神状態が良くなるのか疑心暗鬼になってる。

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最後はこう言われて初診は終了した。

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精神科行った帰り、バスの待ち時間までチャーシュー麺食べたりダイソーで買い物した。その後乗ったバスの目的地を勘違いしてて、結局1時間歩いて家に着いた...本当に馬鹿だ。心身共に消耗した1日だった。2週間後の診察まで、医者に伝え忘れたこと等をまとめておこう。私が話した事にはちゃんと反応してくれる医師ではあったので、3分診察とかにならないよう、気軽に雑談できるレベルになれたらいいな...。

精神科ガチャ、☆3かな...(普通すぎる)