日の当たらない場所。

無職の備忘録

2/13。

昨日、快晴だったので気分転換にマック食べてきた。いつも飲食店入る前に公式サイトでメニュー確認して決めるんだが、期間限定のクリームブリュレパイてのが食べた事なかった。入店してレジのメニュー表見たら、それが載ってなく、聞いたらとっくに期間終了してた。サイト見返したらページ下に期間終了しましたとしっかり書いてた。もっと早くに知ってたらと後悔。食べてみたかった。結局ダブルチーズバーガーとカフェラテにした。久しぶりに食べるからすごく美味しく感じるだろうな、が食べたら、あぁこんな味だったな、で終わった。

 

さとうさくらのスイッチ を久しぶりに読みたくなり、図書館で借りてきた。

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初めて読んだのは高校生の時で、学校の図書室に頻繁に通い詰めて色々読んでたけど、なぜかスイッチが1番印象に残ってる。多分主人公と自分が似てるからなんだけど、読み返したら今まさに主人公と同じ年齢、主人公と同じ社会不適合者(いや主人公はバイトして一人暮らしなので偉すぎる)なことに感慨深くて...。

高校生の頃読んだ時はなんか良いなこれ、くらいだったのが今読み返すと、めっちゃ分かる...と文章への理解度が上がる。当時恋愛小説として読んでなくて、主人公の苫子は処女で、馴染みの喫茶店の男性店長を一時的に居候させることになり、段々男に初めて恋愛感情を抱いてた。でも関係は進展せず、あっさり男は住み込みのバイト見つけて家を出て行く。別れ際に男からキスされたんだけど、その後ちゃんと文を咀嚼したら、セックスまでしてた事が分かってちょっと引いてしまった。ちょっと裏切られた気分に近いかもしれない。

主人公がOLの友人に向かって、「何もないから私。社会を舐めてるも何も、社会に入れてもらったことなんてないよ」という台詞と、

"誰かから認められて生まれてきたはずなのに、今、苫子を認めてくれる存在はいない。苫子は「普通」や「常識」との比較のために、自分の存在があるような気がしていた。"がすごく胸に刺さった...。