日の当たらない場所。

無職の備忘録

孤独は本物の自由。

精神科医和田秀樹さんの人間関係についての本を読んだ。とにかく人との距離感が近すぎると大体関係が破滅するよ、という内容がメインだった。為になりそうなアドバイスが多々書かれていて良かった。一部を書いとく。


・しがみつかないと不安になる人は、自分から離れようとする相手に対して、次第に憎しみの感情を持ってしまう。(これはストーカーの心理に当てはまる)


・一気に距離を詰める人より、ゆっくり距離を詰めれる人のほうがいい関係を続けられる。好きな人から一旦離れて見守る時間も大切。


・人はほどよく離れてたほうが全体が見えて、正しい判断ができる。


・自分から離れていく相手を無理矢理引き止めない。(引き止めたら印象がさらに悪いまま嫌われるため)


・好かれたい気持ちが、異常接近になっていないか。


・近づきすぎる関係は、1つでも相手の嫌なところが見えると、嫌悪感だけが膨らんでしまう。そうゆう時、少し相手から離れることで優しい気持ちが取り戻せる。


・他人の言い分より、自分にとって大切なことを優先できる人は、他人に振り回される事が無くなる。


・頼まれない事には口を出さない、手を貸さない。


・周囲とほどよい心理的距離を保つことで、人間関係のグチャグチャした悩みや、余計な気遣いや、他人にどう思われてるかといった、考えても始まらないことに囚われずにやっていける。


・他人とのほどよい距離は、孤独はそんなに悪くないと気付いた時に、自然に生まれてくるもの。


1番しっくり来たのが「孤独には本物の自由がある」なんだけど...。自己啓発本て、言うのは簡単だけどなかなか実践できるか難しいものある。ほどよい距離も、心理戦みたいな、相手の出方次第なんじゃないかと。臨機応変に対応できたら相当世渡り上手だろうな。結局孤独を愛するか...って自分はなってしまう。寂しい気持ちはあるが、多人数でわいわいする空間が苦手なので、自分がテンション低くても気にしないでくれる、無理に喋らなくても安心できる人が信頼できるし自分にとっての理想。