日の当たらない場所。

無職の備忘録

俺の中の悟空は死んだ。

悟空の目覚まし時計。

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昔からずっと家にあった。最初兄が使っていたのだが、兄が上京した後、母親が兄の使ってた部屋を寝室にし、目覚まし時計に電池をセットし使用していた。

一日中家にいると、この悟空が突然ドラの音を鳴らし「おい!そろそろ起きねぇとやべぇんじゃねえのか!?」と大音量で家中に響く。それが聴覚過敏の自分にとってはストレスの1つになっていた。

不登校気味の兄が朝起きるため使ってた時は目覚まし時計の音が近隣の同級生の家にまで響いてた、と言われ恥ずかしい思いもした。古い商品だから音を小さめにセットしても馬鹿みたいにうるさいし、どうやって目覚ましの機能を消すのかも分からない。普通のアラーム音なら百歩譲って許すが、別にドラゴンボールを愛してるわけじゃないから段々腹が立ち、母親がこのまま一生 悟空を枕元に置いて、不意打ちで騒ぎ出すと思うと末恐ろしくなった。

ドライバーでネジを取る。ガチガチに固定されてるから、半分だけ開くようにし、

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電池入れる部分に僅かな隙間を見つけたのでハサミを差し込んで導線を数本切ってやった。

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ネジを締め直して電池をセットし動かない事を確認。これで憎しみが晴れた。

今日はなんていい日なんだろう。