日の当たらない場所。

無職の備忘録

8/5。

昨日、恒例行事と化した歯医者へ行った。抜歯怖かった。てか毎回何が起きるか怖い。診察椅子に座って笑気麻酔(鼻からガス吸引する鎮静処方)してる時かすかに横の仕切り越しに、待合室にいたスーツのお兄さんの頭部が見えたので、こっちが鼻に変な装置付けてるの見られてないか恥ずかしかった。隣でお兄さんと医師と歯科衛生士が談笑してて少し羨ましい。
5分くらいガス吸引してると、ハイな気分というか、いつもの卑屈で根暗底辺な性格が消え、妙に良い気持ちにしかならない。ディズニーランド行きてー!とか考えてた。一日中笑気麻酔してたら幸せなんじゃないかと思う。Twitterで笑気麻酔を体験した人がいたら感想聞きたい。まぁ笑気麻酔するほど重度の歯科恐怖症かつ重症なの自分だけか。笑気麻酔テイクアウトさせてほしい。
しかし麻酔されても歯を抜かれる瞬間耳元で「ミシミシィ!」みたいな怖い音が聞こえ、痛みにビビり即座に左手を上げた、と同時に医師に「もう抜けたから!よく頑張ったね〜」となだめられ事なきを得た。確か医院のHPに「家族のように患者と接したい」的な事を書いていたし、優しい医師をパパと呼びたくなってきた。声が天龍だけど。
30分で診察が終わり、帰りに薬局で痛み止めを貰った。シャッター商店街にある狭い薬局は客がいないのに、薬剤師さんが3人(全員おっさん)もいて少し威圧感がある。毎回「今日はどうされたんですか〜?」と聞かれの、プライバシーの侵害じゃないかと思うが、多分処方箋貰いに来たのが本人なのか探っているのかもしれない。麻酔がかかった状態のまま、暑い中チャリ漕いで帰るの本当に疲れた。

今日はTシャツ買いに行こうかなと思いついて、一番近くの服屋に行ってきたのにあまり好みのやつが無く、というかよく見たら年配向けの婦人服が多い店だと気付き撤退。せっかくなのでダイソーに寄り、シャボン玉と可愛いフレークシール、絵を描く気力なんて全くないのにシナモンの自由帳を衝動買い。なぜシャボン玉買ったかというと、だいぶ前にフォロワーさんが「辛くなった時にシャボン玉すると気持ちが落ち着く」という風なツイートをしてたので便乗させていただいた。
夕方、家の廊下で吹いたが、思ったよりシャボン玉ってすぐ消えるのが切なかった。でも思いっきり吹いて綺麗なシャボン玉を見るという工程で、イライラが沈めれるんじゃないかと思う。夜もやりたくなってきた。
明日こそTシャツ買いに行きたい。ただし安心と信頼のしまむらで。(安い服しか買えない)

8/1。

バイトの説明会を聞きに行った。昨晩から憂鬱で寝れず腹痛が起きたから「やっぱ行くのサボろうかな」なんて思った矢先腹痛が治ったので、甘えちゃいかんなんて奮起して行ってきた。無理だった。バイト先の雰囲気、機械のうるささ、おばさんの集団、話し声。離人感とは違うがなんで自分がここにいるか分からなくなった。寝不足だからか吐き気がこみ上げてきたが、おっさんの長ったらしい話を聞き終わるまで我慢した。説明会終わったら早速働く人もいたが、私は隙を見て逃げ、フラフラと歩いて帰った。多分説明会行って働かないと決めたのは、一番若い自分だけかも。情けない。でもいきなり憂鬱になって駄目だった。
夜、バイトを紹介してくれた母親に「精神的にしんどいので辞めます」とメールし、今のとこ怒られてない。
お金無いし早く自分で動かなきゃいけないとは思ってる。でも説明会行っただけで気分悪くなってしまった。帰り道、夏休みの小学生や田んぼの風景見ながら少し泣いた。自分は健常者のフリが出来なくなってきた。
「できない自分を認める」という言葉を本で知り、良いなと思いつつ卑屈の自分には通用しない気がする。

7/30。

刺激の無い生活を送ってる反動で、嫌な予定が待っていると不安になり心配症を通り越してプチうつ状態になってる。
今朝、私は祖母の家にいてなぜか精神科医と年下の女の子と同居しているという不思議な夢を見た。登場人物の顔は全く覚えてないが、久々に良い夢を見た気がする。医者は父親のようなポジションで3人台所に立ち、今ある食材で何を作るか悩んでいる風景だった。なんだか居心地の良い気分になれた。精神科医がそばにいたら心強いんだろうな。
前回、体力的な限界で農作業バイト辞めたいと伝えたのに、火曜日説明だけでも受けてこいと言われ(前回もこの口車に乗せられ雰囲気で働かざる終えなかった)出戻りみたいなってしまった。気まずい。でもお金は欲しいので頑張って行ってみて嫌になったらすぐ休もうと思う。なぜこんな真夏に外で労働しなきゃいけないのか、無職だった罰なのか、別にいっその事熱中症で倒れて思い出作りたいとさえ思えてきた。
金曜日は歯医者で抜歯するためすごく緊張している。「昔の治療より全然痛くないから」と医者は言ってくれたが、以前YouTubeで親知らずを抜くシーンを見たらペンチみたいなのでゴリゴリ抜いてて恐ろしかった。余計不安を煽るような物を見てしまったことを後悔している。医者もスタッフもとても親切にしてくれてるから大丈夫と自分に言い聞かせるしかない。
孤独感で少し泣くことはあるが、それより辛さのレベルが違い過ぎる他人の悩みに感情移入みたいなのをしてかなり泣いてしまった。辛さをレベルで決めるなんて失礼だが、上記の自分の愚痴なんかくだらなく見えてくる。いや辛いのは確かなんだけれど。
悩み相談サイトに書く勇気が無く、自分と似た相談を検索したりしたがやはり家庭環境や生い立ちの違いがあるため探すのは難しい。
この前、住んでる市がやってる心の相談メール的なものを見つけたので利用しようとしたが、一体どの程度の悩みを相談すればいいか分からなくなった。他人からすれば自分の悩みがくだらなく見えるのでは無いかと変な危惧をしてしまう。

全くブログ管理というものにこだわりがなく、自分の文を読み返すのも恥ずかしいため誤字脱字もチェックせず、ビビリだからコメントは承認制にしていますが、アクセス数が0でない事と読者登録してくれている方々がいるという事実に感謝です。

トカトントン

歯医者の他にふらっと川や神社に行ったり図書館で過ごしてる準引きこもりの自分だが、ただ寂しさを何とかしたいというのが原動力で、孤独になれる為あえて外に出て気分を誤魔化してる。家にいると一日中動かないのでただ太るだけ、いや動いても全く痩せないデブだが何となく外に出る回数が増えた。無気力と寂しさが合さると絶望に近い。夜中なかなか寝付けなかった時、午前2時頃フラフラと外歩き歩道にあるベンチで1時間くらい横になって星を見てた。
引きこもり初期の頃、鬱状態でしんどかった時も自室で星を見ながら泣いてた。綺麗な空を見ると心が安らぐのかもしれない。
昔より自分は独りという寂しさがつきまとい夜中は尋常じゃなく憂鬱になるし、このままではやばいなと感じている。
もっと仲良くなりたいなという人はいるが、伝えても思いは正しく伝わらないし、ネットの壁は厚い。積極的に絡みに行っても皆都合の良い時にだけ利用するSNSではウザがられるだけだし、自分に興味を示してくれるわけないと卑屈気味になってきた。多分ネットでリアルみたいな関係を求めるのが間違いなのだが。(ネットなのだから裏切られて当然という概念が今までのTwitter経験で定着化しつつある)関係を長続きさせれるような力量が自分には無いのかもしれない。孤独を飼いならしたほうが早い。そもそもなぜこんなに寂しいのが自分でも分からない。こんなみっともない事を書いてきたが無職なんだしもうプライドを捨ててもいい岐がする。

ところでタイトルに書いた"トカトントン"、先週図書館で読んだ太宰治の短編小説のタイトルですごく頭から離れなくなってしまった。
26歳の郵便局員が、恋愛や物事にやる気を出して取り組もうとすると、「トカトントン」という気の抜けた音がどこからか聞こえてきて、それを聞いた瞬間途端にやる気は失せ何もかも馬鹿らしくなる。この音は何なのか、という悩みが語られている。トカトントンは、何も行動できなかった言い訳にすぎないのかもしれないというのが答えでなんだか胸に刺さる話だった。Kindle青空文庫で無料で読めるので良かったら。これを読んだせいで、トカトントンというフレーズが頭の中を駆け巡り口癖になりそうだ。
あとブログ書く前に、自己啓発とエッセイが半々綴られてる本を読んでいるのだが、著書がイラストレーターの夢と結婚をどちらも手に入れたという出だしでもうお腹いっぱいで吐きそうになった。24歳で結婚してる人間と23歳で無職は別世界過ぎで無性に死にたくなってきた。誰からも必要とされてない事に気づいてしまったから余計に寂しくなって来たのかもしれないなと思い、トカトントン。自分は惨めだなと思い、トカトントン

7/29。

書こう書こうと思いつつかなり日が経ってから今やっとブログを書けている。何から書こうか迷ったが取り敢えず「休日のスーパーが大嫌い」という事だけは伝えたかった。何を思いついたのかとある土曜日、消しゴムのカスみたいなバイト代で親と私の3人分の夕食でも作ろうかと思い立ち、空腹に耐えながらスーパーへ行った。入った瞬間来なきゃ良かったと薄っすら思った。休日なんだから多少人多いのは覚悟してたが、健常者の雑踏はこんなにも私に居心地の悪さを与えてくれるとは。恐れ入りました。
皆家族連れでわいわいしてるのを見て惨めな気持ちになり、試食コーナーで頑張って働いてる人を見て劣等感を抱き、色々気が滅入った。ついでに野菜の値段の高さにも気が滅入り、金も減り、今は後悔しかない。休日のスーパーは二度と行きたくない。

あと最近は歯医者通院がもう中心みたいになってる。引きこもりこじらせすぎて3年振りに行ったら色々ヤバイ事なってたんで頑張って通院したいなと…。(自業自得なのだが歯科恐怖症がやっと勇気出して歯医者に出向いた事は褒めてほしい)小児歯科も受付てるだけあり、すごく優しい雰囲気の所なのだが、50代くらいの医師の声が天龍(確かプロレスラー)に似てて聞き取りにくい。丁寧に説明してくれてるがあまり聞き取れてない、申し訳ない。歯の治療って毎回少しずつしか進まないため、診察が終わっても翌週の診察日に怯える日々だ。歯科恐怖症の対策として、やはり通院して慣れるしかないようだ。問診票に歯科恐怖症だと書いたら、人生で初めて笑気麻酔という、ガスを吸引して気分をリラックスさせる何だか如何わしい体験をした。(ちなみに後で知ったが笑気麻酔はあくまで気分を良くするだけで治療の痛みが無くなるわけでは無いらしい)酒に酔った感覚と言われたので、酒を飲んでも頭痛しかしない私にとって、あの高揚した感覚は新鮮でとても良かった。合法薬物に認定してほしい。毎日吸いたい。しかし笑気麻酔をしても治療は相変わらず怖いので毎回冷や汗で椅子がビチャビチャになる。夏に歯医者って2倍汗かいて疲れる。まぁこんな歯医者通いの無職をどうか笑わないで下さい…

あとは神社で小吉を引いたとか、図書館で太宰治読んだとかくらい。たまに頭おかしくなって夜中フラフラ歩いたりしてるのだが、その続きはまた次回。

7/23。

出かけようと思ったが腹痛で動けなかった。憂鬱なので髪の毛30本以上は抜いた。夜になった今、やっと治ってきたので散歩しようか迷ったが読書することにした。

図書館の古本市で貰った、テリー・ケイの「白い犬とワルツを」を読んでいる。普段漫画ばかり眺めてたから長文を読むのは結構疲れる。調べたら映画化もされたらしい。

世間では夏休みが始まっているようだ。今更気付いたが、外出かけて同級生に見つかったらどう対応しようか全く考えないでいた。見つかる前にその場から逃げれたらいいが。

7/21。

親づてでバイト先から給料を貰った。6月分だけだし1回(4時間分)だから少ない。本買ってマック行ったら消える額だ。親がバイト先の人から「また軽作業ある時にでも是非来てね」と言ってたと伝えられたが、今日みたいな34℃の中バイトしたら倒れる自信しかない。せめて秋なら行ってもいいが…。
元々イライラしやすい性質で、さらに暑さのせいで最近しんどい。些細なことでイラついてしまうから、ストレス解消のために夜中散歩してる。暑い自室より外の方が涼しいから快適だ。不審者より幽霊が出ないか不安だからアニメや音楽で気分を高めながら気分を誤魔化してる。
夜歩いても汗かくし、疲れるだけで今の所効果はあんまない。星が綺麗ってことぐらいかも。

夏の間は図書館通いして、本読んだりタロット占いの勉強で充実させようと意気込んでたがあまり進んでない。自分の好きな占い極めたいとか、下手くそな画力なんとかしたいとか、趣味でやりたい事ならあるんだが、別にこれで労働に繋がるわけじゃないし...好きな事が仕事に繋がれば1番楽しいのかなと思う。それが出来るのは一握りだし、と思うと熱中してても虚しくなる。