日の当たらない場所。

無職の備忘録

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俗・さよなら絶望先生の第3話で、晴美ちゃんが夜中に同人誌の原稿書いてる話が自分の中でお気に入り。作業中、キャラの後ろ髪がどうなってるのか資料を探す最中、まさかの今自分が描いてるCPがマイナーだとネットで知る。友達にメールで真実かを確かめ、ショックを受ける。売れる物を描くか自分の愛を貫くか...っていう、ただの腐女子の日常がなんか愛おしくて好き。

いつもアニメ視聴する時の癖で、キャラの自室にどんな物置かれてるのか一時停止してチェックするのが楽しい。ちゃんとBL好きなんだとポスターで主張されてるのがいい。自分だったら絶対恥ずかしくて飾れない。

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ガンプラまでしっかり愛を育んでるの笑った。

あと5話の、「恩着せの彼方に」てサブタイトルで、恩着せがましい人や企業のサービスに物申す話が印象に残ってる。「あなたは感謝という見返りを求めた。それはもう善意ではなく要求です、感謝強盗です」て台詞が自分に当てはまる節があり心に刺さってしまった。

さよなら絶望先生って、生きづらい世の中の仕組みとか、人が無意識でやってる行動とかを視点を変えて皮肉ったり、先生と生徒達が議論して面白い解釈に発展させる話の構成が毎回すごい。一応ギャグだけど社会風刺もある珍しいジャンルだ。もう数年前一気見したけど、無性に晴美ちゃんの回が観たくなったので。改めてまた全話履修したいけど今積みアニメ多いし...。久米田先生のシンプルな線と漫画で見れるモノクロの和モダンな扉絵好きだった。去年やってた同じ作者の「かくしごと」のアニメも面白かったな。


昨日、図書館行ってきた。エッセイ読むのが好きだから、有吉玉青さんの「世界は単純なものに違いない」を借りてきた。いつも本棚をじっくり眺め歩きながらピンとくる背表紙を探していて、作者の名前覚えてないけど「思えば、孤独は美しい」というタイトルが引っかかりパラパラめくったら、詩集?散文?みたいな、小説では無かったし、ちゃんとしたまえがきも無かったから変な本だなと思って借りるのやめた。でも後から、タイトルの真意が知りたくて今すごく気になってる。今度借りて読んで面白かったらブログで紹介するかも。