日の当たらない場所。

無職の備忘録

ラジオ。

家にあったラジオを床に落としてしまい、いつも聴いてる地元局の周波数ですらノイズが酷くなってきたため、先日ソニーの携帯ラジオをメルカリで購入した。定価の半額だった。
前使ってたラジオはAMが聴けなかった分、聴ける局が増えて嬉しい。特に「テレフォン人生相談」はYouTubeで出会い、後でそれがラジオ番組だったと知り、ずっとリアルタイムで聴いてみたかったのだ。平日の午前11時に放送している長寿番組を早速聴いたので記録しておきたい。
初めに聴いたのは70歳の男性が、別居中の妻と離婚したいという相談。2人の娘がいるが、好きな女性ができた為、23年前に一方的に家を出て養育費を支払いながら1つ上の彼女と一緒にいるそうだ。妻は知ってるらしい。相談者は身体障害者で一緒に住んで彼女に世話してもらいたい、離婚する気満々に聞こえた。高齢になってもこうゆう離婚問題があるんだなあ。相談者は自分のやってきた行為に反省の色が見えず、弁護士のアドバイスにハキハキ返事していた。何だか養育費はちゃんと払ってたって台詞から、家族とのいざこざを金で黙らせて解決してきたんだなと想像してしまった。

翌日に聴いた相談も、離婚問題についてだった。もう今は離婚って珍しい話じゃないんだな...。相談者の男性は、妻から離婚を持ちかけられ自分は離婚したくないとの事。夜遊びをしたり、子供を殴ったりしてる妻に問題があるのに、妻の両親は妻の味方で、自分は婿養子のため肩身が狭い。自分は悪くないし、子供からはあまり懐かれていないが、子供のために離婚したくないと話していた。それに対して弁護士は、「子供が心配なら、なぜ離婚してでも子供を家から連れ出して守ろうとしないのか。妻に罵られ子供からは懐かれない、針のむしろみたいな家庭にいて幸せになれると思いますか?」とキツい口調で指摘されていた。次にパーソナリティが会話に入り、「あなたもしかして、昔から親しい人があまりいなかったのでは?」と核心をつく問い。相談者は父子家庭で父親とは仲が悪く、自分の親みたいにはなりたくないし昔の暮らしよりはマシだから離婚したくないという、孤独からの恐怖で今の家にしがみついてる相談者が不憫すぎて、聴いてて辛くなった。
放送を聴きながらTwitterのタグ検索をしてみたら、妻に賛同してる人もいたから人によって捉え方は様々なんだと感じた。最後、相談者に告げた「もう断念して、これが自分の人生だったんだと受け入れて下さい。幸せになるに遅すぎるということはない」の言葉が印象に残った。

話は変わるけど、地元局のラジオ番組を初めて視聴した際、メールを送ってみたら採用された。基本的に初メールは読まれる確率が高いんだろうけど。MC2人にメールありがとうございます!と感謝され、自分の文を読まれると嬉し恥ずかしい気持ちになる。テレビと違ってラジオは生放送が多く、視聴者のメールが頼りの部分があるため、視聴者も番組に参加できる醍醐味がある。Twitterでタグ検索すれば色んな意見が聞けて面白い。作業BGMにもなる。これからもラジオを愛用していきたい。
オールナイトニッポンも地元で聴けることを知って、夜中聴くつもりでいたが、深夜放送だから眠すぎて意識が朦朧としてる中、パーソナリティの菅田将暉が投稿者の下ネタメールに爆笑してた部分をうっすら聴いたのみだ。生活リズム変えようかな。