日の当たらない場所。

無職の備忘録

タロットの勉強。

最近タロット占いの勉強をサボっていたので、本で学んだ知識をここに書いておこうと思う。これは女教皇というカードで、教会に仕えるシスターのような女性がメインで描かれてる。

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・背景にある白と黒の柱→ユダヤ教のソロモン宮殿の柱。神の愛と試練を表し、二つの性質の調和を意味。
・女性が持っている本→ユダヤの法律書=知識をたくさん身に付けている。
・中央の女性→聖母マリアのような衣装は処女性を表し、物事を純粋に受容しようとする性質を示している。

などなど、これをまとめるとこのカードは「既に知識を持っているが、さらに深い知識を受け取る為に、静粛に受容的であろうとする様子」を意味している。また、この女性は繊細的で俗世的な事より精神的な満足感を大切にしている。

一つ一つのモチーフが一体何を伝えようとしているのかを理解して占ってる事柄にどう関連していくのかを考えたりするのがタロットカードの醍醐味だと思う。私はまだまだ本を見ながらじゃないと全78枚のカードを読み解けないから苦戦している。
ちなみに占いでこのカードが逆位置(絵柄が逆さまの状態)で出ると、繊細さが欠点になりヒステリックで神経質で、俗世離れして閉鎖的な性格を表す。
なぜタロットカードの中からこのカードを選んで紹介したかと言うと、自分の事を占うとよく高確率で女教皇の逆位置が出てしまうのだ。ムカつくのでこのカード出たらヒステリックババアって呼んでる。

別に占いをしなくてもカードの絵を美術絵画のように鑑賞して楽しんだり、お守りにしたり出来るので私はタロットがとても好き。